狭い場所でもすいすい入り込み、明るく照らす「スキニーライト」

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充電について

USB充電器のアンペア数やW数について質問されることが有る。

スキニーライトはUSB充電器を電源とする充電の場合2A以上の物を推奨している。

理由は、2A以下だと充電時間が長くなるからです。

よくある質問は5AのUSB充電器を接続してもよいかという問い合わせ。

もちろんOKです。大事なことは電圧が5Vであることですので

USBは5Vと決まっているので出力が2Aでも10Aでも問題なく使用できます。

SLB12EX機能説明

SLB12EXは旧SLB12Wのバージョンアップ製品です。

仕様変更点

①日亜化学最新LED使用

LED 1個当たりの光量が増え明るくなりました。

消費電力は同じで明るさが増しています。

旧SLB12Wは初期300ルーメン、後期360ルーメンでした(ハイモード)

SLB12EX400ルーメンになりました(ハイモード)

②ブーストモードの新設

消灯時にスイッチを長押しして点灯させるとピッと短いブザー音がしてブーストモードで点灯します。明るさは約500ルーメンで点灯します。

消費電力が大きく、バッテリーの持ちが悪くなる事、LEDのオーバーヒートを防ぐため約5分後に自動でハイモードに切り替わります。

③メモリーモードの新設

ブーストモード点灯時以外で使用中消灯すると、再点灯時は消灯した時の明るさで再点灯します。

ブーストモード使用中消灯させると前回消灯時の明るさで点灯します。

④バッテリー残量ランプ新設

グリップ背面下部に3個のオレンジ色ランプで表示します。

変更点

A  充電器接続をUSBタイプCに変更とACアダプター添付の廃止

USB規格に準じて5V充電になります。推奨USB充電器は2A以上です。

2A以下のUSB充電器を用いると充電時間が長くなります。

充電用アダプターは添付しません。

充電用USBケーブルのみ添付します。(汎用品も使用可能です)

B フロントハウジングをレンズと一体化してポリカーボネート製に変更

  水の侵入を防ぎ、剛性が高くなることから捻じれなどで内部半導体の故障が少なくなりました。

C レンズ部分の面積が小さくなりました。

  従来製品保護フィルムSL-PTFは取り付けられません。

  (販売店、ユーザーからの意見でSLB12EX用を生産するかどうか決めます)

重要継承点

イ 背面マグネット取付穴は継承しています。

  従来ネジ付きマグネットやマグネットホルダーの磁石がそのまま付けられます。

ロ ライトの長さ・幅・厚さは継承

従来と同じですので従来品マグネットホルダーSLB-HOL・SLB-HOL2が使えます。

ハ 点灯制御はICによる電流制御は継承

販売する側の方は気づきませんが、使用者の方は知っている人が多いのが スキニーライトの製品全てが点灯制御ICで満充電から電池切れの間同じ明るさを維持します。他社同等製品と本製品を満充電して双方2時間程度点灯すればハッキリわかります。

スキニーライトポケットFの開発

型番:SLB-PLF
型番:SLB-PLF

夜釣り用として開発。餌つけ時に周囲に迷惑が掛からない明るさで餌つけが十分可能な明るさに設定。使ってみるとスイッチONで使ってみるとスイッチONで明るさ3段階のステップ1(ハイモード)で点灯、切り替えてエフモードにするのでは、点灯初期に周囲に迷惑が掛かります。➡メモリー機能を付加して消灯時の明るさで再点灯するようにしました。

夜釣りに適したライトに仕上がりました。そこで、今まで試していなかったエフモードの点灯時間を調べると、満充電であれば82時間!(70時間以降は徐々に暗くなる)ブレーカーでテスト部屋に行っているスイッチをすべてOFFに、雨戸を閉めて自分の手も見えない暗さでテスト。

Fモードの明るさは意外と明るい。真っ暗闇で床面に有るものがよく見え、危険なく歩ける。 これはいい!大規模災害などで停電した時これだけ明るければ夜をしのげる。小さなお子さんが居る家庭でもいつも見守ることが出来る。70時間という点灯時間は1晩8時間点けたとして8.75日使用できる。勿論HモードやLモードでも使用することも有るのでもっと少ない時間と思わなくてはならないが、Hモードで点灯して電池切れ(電池切れで自動消灯)した後、1分ほどしてスイッチON、素早くFモードに切り替えれば4時間は点灯する。真っ暗闇でこれは有り難い。一旦Fモードにすれば再点灯はエフモードなので暗闇での行動は確保できる。非常用ライトとしても有効な製品です。

超便利、ヘッドライトにもなるスキニーライトポケット

右写真の黒い樹脂の内部には、指でずらしているマグネットと同じ物が内部に入っています。つまり、本体についている磁石と取り外し可能な磁石を備えています。       取り外し可能な磁石の用途については後述します。                 このライトはポケットから出してすぐに鉄などの金属に吸着させ、自由な方向に向けて固定できます。明るさは250ルーメンと125ルーメンの切り替えができます。点灯時間はそれぞれ2時間、4時間の運用が可能です。  磁石はネオジウム磁石直径20mm厚さ3mmです。 ネオジウム磁石のグレードはN42で、100円ショップのN36クラスより強力です。

さて、2つの磁石を持つライトですが、脱着式磁石と本体磁石で薄いプラスチック板や衣服などを挟んでライトを固定して使います。帽子やヘルメットに固定してヘッドライトのように使うことも可能です。よく使う帽子やヘルメットなら取り付ける位置に別売の磁石を接着剤で着けておくとポケットから出してすぐにヘッドライトとして使用可能です。もちろんその都度脱着式磁石で挟んで使うことも可能ですが、ライトを取り外すと反対側の磁石が落ちてきますので両手が必要になります。

実際の使用方法を写真で説明します。

フェンダーに取り付けて作業しています。

ヘッドライトにして使っています。

ヘッドライトにしてジャッキポイントにジャッキをあてがっています。実際はもう少し明るく見えます。

帽子の縁の下面に磁石を接着剤で取り付けておくとヘッドライトとして使用時簡単に吸着でき、磁石の脱落も有りません。テープなどで固定も出来ますが何度か脱着すると取り外し時に磁石をずらせてしまうので剥がれやすくなります。

LEDは120度の照射角をレンズを用いて90度に絞っていますが、写真の通り対象物と手元のバインダーを同時に照らしています。光をスポット状に絞ったヘッドライト専用とは違い作業灯ですので照射角が広く目線を落とすだけで書類に記載することができます。首を観たい方向にいちいち動かす必要は有りません。

作業衣の胸につけて箱の中の製品残数を調べています。2っの磁石で挟んで取り付けると磁石で着けられなかった所にも着けられるようになるので使用機会が広がります。

このライトの特徴、というより充電式スキニーライトは全て点灯制御は電流制御を用いています。(高価なICとプログラミングが必要なんですよ)電流制御とは、電池電圧が下がっても同じ電流をLEDに流して常に同じ明るさを維持するようになっています。スキニーライトポケットは電池が少なくなっても暗くなることは有りません。そのため突然ライトが切れてしまうので、数分前にライトを点滅させて充電を促します。2~3回まばたきのように点滅して数分ごとに同じ動作を繰り返します。

市販のライトも有名なところは殆ど入手してテストしていますが、電流制御を採用した製品は少なく、点灯時間の半分は点灯初期の半分くらいの明るさ以下になるものがほとんどです。

下段にチラシのダウンロードリンクを張り付けておきます。

ポケットチラシ_0701_

取りあt会説明書のダウンロードは下記リンクから

SL-PLmanual2019-0712

充電式ライトの充電方法について

スキニーライト充電式タイプの充電方法について

スキニーライトの電池はリチウム電池です。エネルギー密度が高く小型で大容量の電気を蓄えておくことが出来、自己放電も少なく、継ぎ足し充電によるメモリー作用も起こらない優れた電池ですが、継ぎ足し充電と言われる充電は、電池を最後まで使い切らずに充電をすることですが、おのずと充電回数は多くなります。

一方、充電式電池一般に言われる充電回数とは、継ぎ足し充電で有れ、電池を最後まで使い切ってからの充電で有れ1回充電器に接続すると充電回数1回になります。   その為、短い時間使用して充電すると充電回数が多くなり電池容量の減少につながります。出来るだけ充電回数を減らすよう無駄な充電をしない様心がけると電池は長持ちします(電池容量の減少が少ない)

他社製品も調べてみた

他社製品との比較広告は日本では許可されていないのでモデルAという名で取り扱う事とする。                              モデルAの発光LEDはCOBタイプである。明るさはHIモード500ルーメンとの記載がある。LEDは、どのようなタイプであってもLEDに流す電流が同じであればほぼ同じ明るさ(ルーメン)で有ることから、満充電から勝手に消灯するまでの電流値と電池電圧を同時にデータロガーで記録した。モデルA点灯電流電圧測定次にSLB10のデータもデータロガーで取得した。SLB10点灯電流電圧測定

データは両方とも5分ごとのサンプリングデータです。            モデルAの電流値が時間経過とともに減少していることが解ります。詰まり、点灯初期のみ(満充電して点灯した時)は500ルーメン有るかも知れませんが、1時間弱で300ルーメンのSLB10を下回る明るさになっています。しかもその後も電池電圧が下がると電流も下がり、暗くなっていく様子が数値で見られます。    一方SLB10は電池電圧が下がっても電流値は全く変化していません。電池電圧が下がっても最後まで明るさを維持しています。高度な電流制御が用いられています。

SLB10は常に点灯初期の明るさを維持し、電池が無くなるまで点灯初期と同じ明るさを保持します。一方モデルAは後半最初の明るさの60%程度の明るさになっていると考えられます。

そこで、実際にLUXメーターを用いて明るさを測定してみました。       弊社所有のLUXメーターにはデータロガーの機能が無いので、LUXメーターの外部出力機能(ミリボルト単位が、メーターの読みと一致する)を用いて電圧データロガーで記録しました。ライトをLUXメーターの光感知センサーに向かい合わせに置き電圧として記録しています。ライトからの距離は約9cmモデルAもSLB10も同じ条件ですが、モデルAは、点灯範囲が短い分光の密度が高いのでセンサーに当たる光の量も多く、SLB10が不利な条件です。段ボールの箱の中を暗所として使用しています。

時間経過で明るさがどのように変化するかを確かめる程度の実験と思ってください。まずはモデルAのデータ→モデルAルックス測定

SLB10のデータ→SLB10ルックス測定

スキニーライトの充電方法について

最近のスマホ充電は電池を満充電にしないアプリが出現して来ました。80%充電や90%充電が設定可能なアプリです。満充電は過充電の一歩手前ですのでスキニーライトの充電は使い切った状態(背面赤ランプ点滅)状態から1時間で80%程度充電しています。取説には3時間と記載されていますが、実は1時間程度充電して使うのが電池長持ちのコツです。又、充電回数を減らす事も重要です。   共同工具扱いで、使い終わったらすぐに充電しておくこと。などと決まりを作って10分使用しても30分使用しても充電器を繋ぐような使い方をすると1日に何度も充電されそのたびに電池には大きなストレスが掛かります。

80%充電、最後まで使い切ってから充電するといった使い方をするとおよそ二倍は長持ちするでしょう。80%充電は管理が面倒なので充電回数を少なくするだけでも効果が有ります。電池寿命を短くする原因は「充電」です。3時間充電しても20分充電しても電池に与える影響は余り変わらないのでこの事を理解して充電して下さい。

スキニーライトの使いやすさと補足説明

スキニーライトが自動車整備工場で使われると、誰かが1台使っていると次第に他の作業者にも広がり、1工場で数台というのも珍しくない。          理由は『使いやすい』の一言に尽きるが、何がどう使いやすいか説明すると 作業灯は天井灯や窓からの採光が得られても見たい部分が狭く、暗い場所を照らすライトです。表面から見える場所は周囲の明るさで十分明るいので、奥まった場所を見るとき使われます。

奥まった場所に大きな作業灯を挿入すると、ライトそのもので見たいところを覆ってしまったり、作業スペースを少なくしてしまいます。スキニーライトはそのような場所で邪魔にならず簡単に挿入できる大きさに作られています。

次に、ライトの形状と重心位置。 スキニーライトはほぼ長方形の断面になっており、机の上においてもコロコロ転がりませんし、重心が縦方向のほぼ中心付近に有りますので重心を外さなければ缶ジュースの上にでも置くことが出来ます。 この事は何でもないように思えて実は使い勝手に大きく影響します。     作業中いつも手にもって照らしているわけでは有りません。部品の取り外しなどの場合、ライトで照らしてボルトにレンチをあてがってライトを置き両手でレンチを操作する場面は日常です。その時ライトを置く場所を選ばない安定した形状と重心は使い勝手に大きく影響します。                 テーブルの上にライトのグリップ部分を飛び出した状態で置けるライトは世界中探しても数種類しか有りません。グリップを丸くしてその中に電池を入れるタイプがほとんどです。重量バランスは手に持つ道具ですので重要です。

スキニーライトのレンズは周囲より0.5ミリ低く設置しています。テーブルのヘリなどでこすってもレンズ部分は擦れないようになっています。レンズに傷が付きにくい構造です。

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