右写真の黒い樹脂の内部には、指でずらしているマグネットと同じ物が内部に入っています。つまり、本体についている磁石と取り外し可能な磁石を備えています。 取り外し可能な磁石の用途については後述します。 このライトはポケットから出してすぐに鉄などの金属に吸着させ、自由な方向に向けて固定できます。明るさは250ルーメンと125ルーメンの切り替えができます。点灯時間はそれぞれ2時間、4時間の運用が可能です。 磁石はネオジウム磁石直径20mm厚さ3mmです。 ネオジウム磁石のグレードはN42で、100円ショップのN36クラスより強力です。
さて、2つの磁石を持つライトですが、脱着式磁石と本体磁石で薄いプラスチック板や衣服などを挟んでライトを固定して使います。帽子やヘルメットに固定してヘッドライトのように使うことも可能です。よく使う帽子やヘルメットなら取り付ける位置に別売の磁石を接着剤で着けておくとポケットから出してすぐにヘッドライトとして使用可能です。もちろんその都度脱着式磁石で挟んで使うことも可能ですが、ライトを取り外すと反対側の磁石が落ちてきますので両手が必要になります。
実際の使用方法を写真で説明します。
ヘッドライトにして使っています。
ヘッドライトにしてジャッキポイントにジャッキをあてがっています。実際はもう少し明るく見えます。
帽子の縁の下面に磁石を接着剤で取り付けておくとヘッドライトとして使用時簡単に吸着でき、磁石の脱落も有りません。テープなどで固定も出来ますが何度か脱着すると取り外し時に磁石をずらせてしまうので剥がれやすくなります。
LEDは120度の照射角をレンズを用いて90度に絞っていますが、写真の通り対象物と手元のバインダーを同時に照らしています。光をスポット状に絞ったヘッドライト専用とは違い作業灯ですので照射角が広く目線を落とすだけで書類に記載することができます。首を観たい方向にいちいち動かす必要は有りません。
作業衣の胸につけて箱の中の製品残数を調べています。2っの磁石で挟んで取り付けると磁石で着けられなかった所にも着けられるようになるので使用機会が広がります。
このライトの特徴、というより充電式スキニーライトは全て点灯制御は電流制御を用いています。(高価なICとプログラミングが必要なんですよ)電流制御とは、電池電圧が下がっても同じ電流をLEDに流して常に同じ明るさを維持するようになっています。スキニーライトポケットは電池が少なくなっても暗くなることは有りません。そのため突然ライトが切れてしまうので、数分前にライトを点滅させて充電を促します。2~3回まばたきのように点滅して数分ごとに同じ動作を繰り返します。
市販のライトも有名なところは殆ど入手してテストしていますが、電流制御を採用した製品は少なく、点灯時間の半分は点灯初期の半分くらいの明るさ以下になるものがほとんどです。
下段にチラシのダウンロードリンクを張り付けておきます。
取りあt会説明書のダウンロードは下記リンクから